生ごみを、厨房に設置した粉砕機で液状化し、ポンプでパイプラインを通じて厨芥脱水機まで搬送して減量します。
集団給食の生命線である衛生上の観点と、大幅な省力に寄与する生ごみ処理装置です。
粉砕機を2〜3台設置し、調整タンクを通じて1台の厨芥脱水機に集約することも可能です。
また、連続処理方式なので大量処理にも適しています。
メカニックな処理機であり、電熱は利用しないので低いランニングコストで済み、保守管理も容易です。
これに対して、バイオ処理機などのいわゆる「生ごみ処理機」には生ごみの輸送機能はなく、大幅に減量するという廃棄物減量の視点からの装置です。生物を使った科学的な処理機(乾燥式は除く)が主体です。
最近では、厨芥処理システムと、バイオ処理機などをドッキングさせて併用するプランが増えています。